残念ながらご本人のことはよく存じ上げないが、
惜しまれながら病のため夭逝したとニュースで聞いた。
たまたま本屋で黄色いカバーが目について、
もはや自分は彼が講義した対象とは違う年齢層だが、
読まないと行けないと思って手にとった。
学生時代に聞きたかったが、多分受け取れなかったと思う。
講義形式の文章なので、ライブ感があり、
今読んでも十分なほど刺激的だ。
備忘のためメモ。
気になるフレーズがあるならば、本書を読まれることをお勧めする。
第一檄(げきを飛ばすのげき)
- 奴隷でも、猿でもなく「人間」になろう。
- 本を読んで終わり、人の話を聞いて終わりではなく、行動せよ!
第二檄
- 「正解」なんてものはない。
- 自分の人生は、自分で考えて、自分で決める。
- そのための「思考の枠組み」として、リベラルアーツがある。
- 自分自身を拠りどころにするために、学べ!
- まずは「言葉マニア」になろう。
第三檄
- パラダイムシフトとは「世代交代」である。
- 君と君たちが正しい選択をし続ければ、いつか必ず世界は変わる!
第四檄
- 弱者こそ、「交渉」という名の武器を持とう。
- 常に「相手の利害」を分析せよ!
第五檄
- 自分の仮説を、試せ!
- 見込みのある人を、支援せよ!
- 仲間を、探せ!
- 目的のために、つながれ!
この章で紹介されてた映画「ファイトクラブ」も観てみた。
ブラピの殴り合うやつね、くらいにしか思って無かったが、そういうことですね。
第六檄
- ボン・ヴォヤージュ!!