新海誠監督の新作「天気の子」を観に、
TOHOシネマズ日本橋まで。
封切り当日の最終回で終了は23時。
にもかかわらず、ほぼ満席でした。
「秒速5センチメートル」も
「君の名は。」も
良かったので、必然的に期待は高まる。
「天気の子」
っていう題名からストーリがいまいち想像できないのも良かった。
NHKのインタービューで新海誠監督の話を事前に聞いていて、
前作「君の名は。」に対する賛否を踏まえて、
もっと批判されるように作る。
と言っていたのが印象的だった。
創作物なので、万人受けは限度があるだろう。
とはいえ受けないと売れないし、
バランスが難しい商売だ。
結果、なかなか良かった。
別監督だが、
「バケモノの子」と「未来のミライ」
ほどのギャップはなくて良かった。
(良い意味で)
相変わらず水と光の表現は比類ない。
「言の葉の庭」を思い出す。
雨のバリエーションは映像、音響含めて感動。
所々、展開が前作と似ていた。
盛り上がるとヒロインの名前を連呼するところとか、
主人公が泣くところとか、
RADWINPSの曲が流れるところとか。
まぁ「君の名は。」が偉大で印象が植えられたということだろう。
後半の展開は相対的に飛躍がすごくてビックリ。
物理的に冷める部分あり。
あえて物議を醸し出す意志があるかのよう。
最大の驚きは、
平泉成の声が耳に残ることだ。
声優は
森嶋帆高(醍醐虎汰朗)
天野陽菜(森七菜)
夏美(本田翼)
天野凪(吉柳咲良)
須賀圭介(小栗旬)
冨美(倍賞千恵子)
安井(平泉成)
なかなか豪華である。
とはいえアニメの声優は有名じゃない場合が良いと思っている。
今回で言えば、
平泉成さんの印象が強すぎて、ストーリーを邪魔された。
ハマり役ではあったが。。
次回作にも期待したい。似た展開だとそろそろ飽きるかも。