昨日の寒々しい雨(雪)とは変わって、
今日はとても良い天気。
京橋にアーティゾン美術館がオープンしたので、行ってみた。
もともとブリヂストン美術館があったが、2015/5から休館していた。
「ARTIZON」は「ART」「HORIZON」が組み合わされた造語とのこと。
母体は変わらず財団法人石橋財団。
株式会社ブリヂストンの創業者、石橋正二郎(1889-1976)の収集したコレクションから始まってます。
建物はできたばかりなので、当然綺麗。
昨日から開館記念展
「見えてくる光景、コレクションの現在地」が開催中。
石橋財団のコレクションは65年以上で約2,800点。
今回そのうち約200点を鑑賞できます。
ポスターは
ヴァシリー・カディンスキーの「自らが輝く」
当日のチケットも売ってましたが、
基本的にWebで事前に日時指定予約するシステム。
そのせいか、混雑は一定に抑制されてました。
チケット購入済みなので、1階は素通りして2階のクロークへ。
ロッカーに荷物預けます。(100円、利用後返却式)
両替機もありました。
ロッカーの容量は銭湯レベルなので、
大きい荷物はクロークに預ける必要あり。
そのまま3階へ。
スマホのQRコードを見せて展示場へ。
その後はエレベーターで6階へ。
6、5、4階が展示会場です。
注意事項はこんな感じ。
最近、撮影OKが増えてますね。
音声ガイドの機材は無く、スマホアプリで代用してました。
館内はfree-WIFIも完備。今っぽいです。
なので、スマホとイヤホンは持ち歩いたほうがいいですね。
自分はイヤホン無かったので、スピーカーの音を小さくして耳に当てて聞いてました。
エドゥアール・マネの自画像から始まり、
ポール・セザンヌ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・ゴーガン、青木繁、アンリ・マティス、ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソ、ピエール・ボナール、藤田嗣治などなど、盛り沢山。
クロード・モネの「黄昏、ヴェネツィア」
今回はこれが印象的でした。
ザオ・ウーキー(趙無極)「07.06.85」
タイトルは制作した年月日らしいです。
彫刻もいろいろありました。
コンスタンティン・ブランクーシ「接吻」
平和な感じがして良い。
5階から吹き抜けを見下ろす。
クリスチャン・ダニエル・ラウホ「勝利の女神」
月桂冠は勝利した誰か用ですかね。
アルベルト・ジャコメッティ「ディエゴの胸像」
見る角度によって、人間ではなくなる度合いがすごい。
ディエゴさんはどんな人だったのだろうか。
ヴューデッキもあって、
京橋の街並みを見下ろすことができます。
ちょうど向かいのビルが解体工事してて、ある意味貴重でした。
ザオ・ウーキー(趙無極)「風景 2004」
最後に石橋正二郎さんの胸像。
「世の人々の楽しみと幸福の為に」
立派ですね。
ありがとうございます。
ミュージアムショップでは、グッズがいろいろ。
素晴らしい美術館でした。