良い天気なので美術館へ。
今回は、
「メディシン・インフラ」鴻池朋子展
東北でスタートした《メディシン・インフラ (薬の道) 》は、鴻池が各地を巡り、縁のあった場所に自作を展示保管してもらう長期的なプロジェクトで、その活動は福島、岩手、北海道へと少しずつ広がってきています。現在も能登半島地震の被災地の仮設住宅に設置されるカーテン作品を制作中ですが、その住宅も大切な場の一つとなることでしょう。 今回、移動する動物のごとき鴻池から「地図帳やランドマーク」の役目を託された青森県立美術館。そこには新作や現地レポートを通じて、観客に鴻池の軌跡をリレーする充実した中継ぎ役が求められているようです。 「作家やアーティストのようにメッセージや問いを投げかけるのではなく、後はもう自分の体しかない、というギリギリのところまで連れだしたい」と語る鴻池。観客の体がその場に晒された時、アートが人間の本能的なものに向けて、豊かに染み渡るメディシン (薬草) のように機能していくのではないでしょうか。
まずは入口。
井田大介さんの《Synoptes》2023年
おチケットを購入して、企画展へ。
これは津波インスパイア系かしら。
見つめられてるようで、ちょっと怯む。
狼の毛皮がくるくるまわる展示。
口を開けている、銀色の火山。
回転し鞭打ち?
襖絵的、水墨画的な絵。
たまに、馴染みがない人の作品を見ると刺激的。
こちらはおなじみの「あおもり犬」
なにげに初めていった「八角堂」
鑑賞を終えて、カフェで休憩。
BLTベーグル。美味しかった。
カフェには帰りのバスの時刻表があるので、便利。
今日もよく歩いた。