三体を読み終えた。
IIの下巻を。
暗黒森林ってなんだ?
って思いながら骨太なSFにどっぷり浸かった感じ。
よく見たら黒暗森林でした。
アジア初のヒューゴー賞とか、
オバマさん、ザッカーバーグさんが読んでるとか、
発行部数とか宣伝文句がいろいろあるが、
内容が素晴らしいに越したことはない。
「三体」の序盤が文化大革命のあたりから始まったので、
とっつき難かった。
「紅衛兵」って言われても「なに?」って感じだったし。
そもそも文化大革命をきちんと知っていなかった。
前提知識があるとスムーズに読めると思います。
「三体II」になってからはスケールが広がって、
まさに壮大なSF。
黒暗森林?って何?
って思いながら読み進めて、終盤で納得。非常に納得。
「フェルミのパラドックス」含めた宇宙社会学あたり。
※物理学者エンリコ・フェルミが最初に指摘した、地球外文明の存在の可能性の高さと、そのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾のことである。
最終巻が全く予測できなくてスゴイ。